美白成分の基礎知識
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■紫外線対策 1.シミ予防のスキンケア 最近では、紫外線が皮膚老化を促進するということが多くの女性に認知されてきて、紫外線対策に対する関心は高まっています。日本においては、平成15年6月に、環境省から「紫外線保健指導マニュアル」が発表されました。 紫外線から肌を守る方法はいくつかありますが、肌が露出してしまう顔や手の部分などは、紫外線防御機能のある化粧品を上手に使い、紫外線を防御することが大切になります。これは、肌の表面で紫外線を防御する素材(サンスクリーン剤)を配合した化粧品で、サンスクリーン化粧品などと呼ばれています。 「サンスクリーン化粧品」には、「PA+」や「SPF30」など、そのサンスクリーン化粧品の性能を表す表示がされています。 2.SPFとPA (1)SPFとは SPFとPAは、どちらもサンスクリーン剤の性能を表すものです。SPFはSun Protection Factorの略で、UVBに対する防御効果を表しています。一方、PAは(protection grade of UVA)の略で、UVAに対する防御効果を表しています。 SPFの値は、SPF10、SPF20のように表示されます。数字が大きいほど紫外線Bの防御力が高くなります。SPFの値は次の式で求められます。 (サンスクリーン剤塗布部位のMED/サンスクリーン剤無塗布部位のMED) MEDという言葉は一般の方にはあまりなじみの無い言葉かもしれません。MEDはminimum erythema doseの頭文字を取ったもので、日本語では最小紅斑量と呼ばれています。MEDは、紫外線Bを浴びて皮膚が赤くなる必要最小の紫外線Bの量を指します。MEDの値は人によって違います。日に焼けやすい人、焼けにくい人がいますよね。 少し話が難しくなってきたのでSPF10のサンスクリーン剤を例に考えてみましょう。例えば、太陽の光を10分間浴びると皮膚が赤くなる人がいるとします。この人がSPF10のサンスクリーン剤を塗布すると、10倍の100分間太陽の光を浴びるとようやく皮膚が赤くなります。 以前は化粧品会社の間で、どれだけ高いSPF値の製品を作るかという競争が行われていました。しかし、SPF50以上のものは、実際的な意味をあまり持たない事から、SPF50以上の製品は全てSPF50+と表示するようになりました。 (2)PAとは PAの値は、+、++、+++の3段階で示されます。+が多いほど紫外線Aの防御力が高くなります。PAの値は次のように意味づけられています。 PA+:UVA防止効果がある PAの値は、太陽光(UVA)を浴びて2-4時間後に皮膚がほのかに黒くなる(即時黒化)最小の時間(量)を基に算出されています。PA+は2~4倍、PA++は4~8倍、PA+++は8倍以上伸びる計算です。 SPFは国際的に用いられていますが、PAは日本独自の表示になっています。
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